白石准のピアノの部屋 Vol.122

20214.18に当サロンで行われた

『白石准作品集 大山大輔さん、楠定憲さんと』

 

白石さんの作品との出会いは『セロ弾きのゴーシュ』

宮沢賢治は多くの人がそれを題材にして作曲しています。

白石さんの場合、ミュージカルのような、いや、それほど歌ってないし・・・笑

よくよく聞いているとセリフと音が重なっている?

なんだこれは?というのが最初の感想です。

そして、とにかく面白かった!!

情景が浮かぶような音使い、心象を表すフレーズ、

それが細かく表現されいてます。

 

今回の草野心平や、山之口獏、宇夫方龍士の詩につけた音楽も

イントネーションに忠実につけられていました。

セリフが「そうか!」と言えば音の高さの並びが『う』を高くして作曲されているのです。

その『そうか!』も電撃が走ったように納得したのか

逆に落ち込んだのかによってフレーズの雰囲気がかわるのは当然です。

(声に出してしゃべってみてください。)

 

草野心平の『ゴビラッフの独白』

蛙のゴビラッフ君は何を思うのか。

大山さん、楠さん男性二人の呼応したり、かぶさったり、

ユニゾンの得体のしれない迫力!

腹に響く男の人の声、最高!

 

宇夫方さんの『ひょうひょうと』

宇夫方さんがまさに飄々とした人で。笑

人生の色々を経験した男性の悲哀に満ちていました。

 

山之内獏は男性ならではの視点が面白く

それをコミカルな音楽にしたのは、とってもオシャレに感じました。

 

とにかく、説明がしづらい白石作品。笑

次の機会には『走れメロス』などいいね~と話しています。

ぜひぜひたくさんの方に体験していただきたいです!

 

普段はとってもシャイな楠さん。

ひとたび演技に入ればめっちゃ役者!

年上の方に申し上げるのもなんですが、とってもやさしくて可愛い方です♪

 

最後に今回共演された大山さんの日本語表現に対する向き合い方に

非常に強く共感したことをぜひ書きたい。

日本語の歌を聴くたびに私が思っていたことを

演奏家としてちゃんと整理して形にされている。

それは日本語に限らずどこの言葉に対しても同じことが言えるのですが

日本語は日頃から使っているのだからもっと大事にしなければと思いました。

 

発音がきれいだったなあ。

素晴らしかった・・・

そしてそれを打ち上げで熱く語る。

そしてそして、あの美声。

ああ、みんなに聴かせたい!

 

 

いや、いっそ独り占めにするか?(笑)

 

 

 

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